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ここでは、いろいろなメディアから集めたフットサルの基本的な技術やトレーニング方法、 戦術やフォーメーションなどについて解説していきたいと思います。 聞きかじり情報や、雑誌のまんまパクリなどありますので、取り扱いにご注意ください(笑) |
第1回 足の裏でのボール扱い
第2回 足の裏ドリブルの練習
第3回 シュート練習(GKと1対1)
第4回 足の裏トラップ
第5回 ローテーション1
<基本技術編2>はこちら
<戦術編>はこちら
(2001.2.26)
フットサルは狭いスペースで行うため、足の裏を使ったボールキープが非常に重要になります。
しかし、慣れないと足の裏でボールを扱うのって難しいですよね。
そこで、初歩的なトレーニングをご紹介します。
(1)足をボールに乗せた状態から、足の裏から足の甲まで、ボールを足から離さないように転がします。(図1)
(2)1と同じ状況から今度は左右に転がします。(図2)
図1 | 図2 |
ボールを押さえつけるではなく、ボールの表面をなでるように転がすのがコツです。
(2001.2.28)
これは、3〜4人くらいで行う練習です。
15Mくらいのライン上ので両端に選手を配置し、その中間地点にコーンを置きます。
一人がボールを足の裏でドリブルします。コーンの地点に来たらストップして足の裏でボールをキープし、顔を上げて正面の選手の顔を見ます。そして再び足の裏ドリブルで反対側まで行き、正面の選手にボールを渡します。
(図3参照)
この練習は、なるべく顔を上げながら足の裏でドリブルをする練習です。はじめはボールを見ながらドリブルしてもかまいませんが、ストップしたときにはきちんと顔を上げること。
慣れてきたら、顔を上げたままドリブル、ストップするときもボールを見ないでできるようになれば完璧です(^^)
図3
(2001.3.1)
試合をしてよく思うのが「シュート下手だよな〜」ってことじゃありませんか?(笑)
動きながらGKをよく見てシュート!って難しいですよね。
これは前方へのパスに走り込んで、GKとの1対1を落ち着いてシュートする練習です。
左右どちらかのサイドのハーフウェイライン付近にボールの出し手を置き、それと逆サイドやや前方に選手を配置します。
出し手は選手のやや前方にグラウンダーのパスを出します。選手は走り込んでパスを受け、そのままGKとの1対1になるので、ここでGKをよく見てシュートします。(図4参照)
はじめはパスを受けてからシュートまで時間がかかってもいいので、GKとの間合いをつかむようにしてください。
慣れてきたらだんだんとプレーのスピードを上げるようにしましょう。
(カウンター攻撃を想定しています。)
図4
GKと1対1になったときに良く狙うのは上の5カ所です
(1)ニアサイドの上。GKの頭上をループシュートのイメージ
(2)ゴールの中央。GKの肩の上か脇の下を狙う
(3)GKの股間。間合いを詰めてトーキックで狙え!
(4)と(5)は逆サイド。GKの体勢により上下のスミを狙う
もちろん、GKをかわしてシュートしてもOK!
(2001.3.2)
フットサルで重要な足の裏トラップについて説明します。
足の裏でのトラップは、足の裏の土踏まずより少し前。足の親指の付け根のふくらんだ部分のあたりでトラップします(図6)。しかしこれはあくまで目安なので、自分のやりやすい方法でかまいません。いずれにしてもトラップする方の足をのばしすぎないように、膝をやわらかく使うといいでしょう。
図6
さて、ここで考えてほしいのですが、例えばポストプレイヤーがDFを背負ってパスを受ける場合は足の裏のトラップでピタリととめますが、通常のフィールドプレイヤーがパスを受けるときに足下にピタリと止めてしまってはDFに詰められてしまいます。そこで、パスを足の裏でトラップすると同時に進みたい方向へボールを押し出します。前にし出すことによって体も前へ出ますので、次の動きもスムーズにいきます。
二人一組での練習方法を図7に示します。
図7
(1)右側の選手からのパスを左側の選手が足の裏でトラップと同時に前へ押し出す。
(2)押し出した方向に移動し、インサイドキックで右側の選手にパス。
(3)パスを出したら、そのままバックステップで元の位置に戻ります。
(1)〜(3)を左右交互に行います。
※重要なのは、左右両足でできるようにすること。1回毎にトラップする足を替えて行うといいでしょう。
(2001.3.14)
3人によるパス回しのローテーションです。
実戦では、両サイドとFIXがこのようなパス回しを行う場合が多いようです。(サイド、FIXは戦術編を参照)
パスを受けたら足の裏で押し出すトラップで相手をの陣形をうかがいながら正面の選手にパス。
そのまま弧を描くように逆サイド前方へ(1)。そして一旦止まってサイドステップでパスした相手がいた位置に行きます。
このようにして3人でパスを回します。
実戦では(1)の時に相手DFがついてこないようであれば、その選手へボールを出します。
相手DFが(1)の選手についてくるようであれば、その選手がもといた位置に3人目の選手が戻ってきてパスを受けます。
ちょっと言葉で説明するのは難しいですが、まずはこの動きをマスターすることによって実戦に応用できます。
ポイントはパスのスピードです。できるだけ速いスピード行えるようにしましょう。