◇J2第14節結果 5/22(月) 19:00キックオフ 大宮サッカー場

 大宮アルディージャ 0(0−2)6 浦和レッドダイヤモンズ☆
            (0−4)

《得点者》  32分【浦 和】永井雄一郎
       38分【浦 和】大柴健二
       62分【浦 和】クビツァ
       66分【浦 和】オウンゴール
       81分【浦 和】宮沢克之
       84分【浦 和】オウンゴール

《メンバー》
GK 1.白井淳
DF 19.上村祐司、3.ヤン(50分DF2.奥野誠一郎)、4.浮氣哲朗、
   26.菊池利三(53分MF13.佐藤悠介)
MF 6.原崎政人、7.氏家英行、10.マーク、5.岡本隆吾
FW 11.磯山和司(75分GK20.渡辺英豊)、27.ジョルジーニョ
SUB DF15.斉藤雅人/FW16.小阪昭典

《データ》※手元の集計による
       【大宮】  【浦和】
       前 後   前 後
 シュート数 12 3   7 5
   GK数 6 5   6 5
   CK数 0 2   0 3
 直接FK数 7 10   10 6
 間接FK数 2 1   0 2
   PK数 0 0   0 1
 オフサイド 0 1   1 1

《退場》
【大宮】白井(75分)
※少なくとも次節は出場停止

《警告》
【大宮】氏家(5分/4回目)、マーク(73分/4回目)
【浦和】永井(48分)
※次節、氏家とマークは出場停止


◇J2第14節 VS浦和レッズ戦レポート

スタメンは仙台戦で足を痛めた野口にかわって磯山がFWに入った以外はい
つもと同じ。3節ではコンパクトな中盤を保ち、素早いプレスで浦和をあと
一歩まで追いつめた大宮。浦和もこのところ調子を上げており、大宮として
は実力が試される一戦になる。

      1白井
19上村 3ヤン 4浮氣 26菊池
6原崎 7氏家 10マーク5岡本
 27ジョルジーニョ  11磯山

浦和は好調ぶりを示すように序盤からダイレクトパスをつないでボールをキ
ープし、大宮の浅いラインの裏へボールを出しFWを走らせる作戦。
特に大宮の右サイドが狙われ、大柴、永井が鋭い突破を見せる。
相手のミスもありなんとかしのいだ大宮は15分過ぎかあたりからペースを掴
み、隆吾と原崎がサイドを突破しチャンスを作るが4度の決定機を決められ
ない。結局この時間帯に点が取れなかったのが響いた。
前半32分にカウンターから右サイドを抜けた大柴のアーリークロスをゴー
ル前の永井がフリーで難なく合わせて失点すると、ガックリきたのか6分後、
またしても大柴に中央を割られ、最後はGKもかわされゴールを許す。

後半にはいると攻めなくてはならない大宮は組織がなくなり、完全に個人技
頼み。しかし個人技で浦和に優るはずもなく、サイドにボールを振ってもド
リブルは止められ、中央へくさびを入れてもはじき返され攻め手がない。
守備は5分にヤンが負傷退場するとまったくザル状態で、中盤のプレスがな
いため易々とパスを出されるわ、かといって押し上げはないわで浦和のやり
たい放題。白井がペナルティエリアで福田を倒して退場になってからは、も
う完全にギブアップで時間がたつのをただ待っていた感じ。結局オウンゴー
ル2つを含む6失点で惨敗した。

浦和は調子の良さもあるがよく研究してきた。
大宮のコンパクトな中盤を崩すには徹底的に裏を狙うか中盤でダイレクトパ
スを多用するかしかないと思っていたが、両方やってきた(笑)
惜しむらくは前半の決定機を決められなかったこと。ここで1点でも決めて
いれば浦和のあせりを誘うこともできたはず。それと前半は不安定だった浦
和のボランチをもっと突いてもよかった。確かに大宮の良さはサイドアタッ
クにあるが、もっと河合にプレッシャーを与えてつぶしにかかってもよかっ
たように思う。前半を乗り切ったことで、初出場の河合は後半見違えるくら
いによくなった。

それから、この日退場した白井と、警告をもらった氏家とマークは次節出場
停止。欠場した野口がどうかわからないが、ヤンと菊池も負傷で退場してい
るし、次節のメンバーはどうなるんだ? 絶対に叩いておきたい大分相手だ
が厳しい戦いになるだろう。


<採点>
GK 白井  淳   2 
DF 上村 祐司   1 徹底的に攻められ抜かれまくった
 〃  ヤ   ン   2 スピードについていけず
 〃  浮氣 哲朗   2 ボールへの寄せが遅く見ている場面も
 〃  菊池 利三   2 キックの精度今ひとつ
MF 原崎 政人   2 前半は合格点だが
 〃  氏家 英行   1 繋ぎ役になれず浮いていた
 〃  マ ー ク   2 厳しいプレスに思うようにさばけなかった
 〃  岡本 隆吾   2 サイドバックでは裏を狙われた
FW 磯山 和司   2 意気込みは感じたがやや空回りか
 〃  ジョルジーニョ 2 厳しい当たりにもしっかりキープしようという
             ところは見せたがつぶされた

GK 渡辺 英豊   2 PKセーブは見事だったがOG許し・・・
DF 奥野誠一郎   1 DFラインが乱れ失点の原因に
MF 佐藤 悠介   1 ドリブルを山田に止められ何も出来ず


《大宮通算》
【得  点】ジョルジーニョ8、野口3、上村2、マーク2、原崎2、
      斉藤1
【アシスト】氏家2、ジョルジーニョ2、マーク2、原崎2、横山1、
      佐藤悠1
【累積警告】氏家4、マーク4、ヤン3、浮氣3、ジョルジーニョ1、
      原崎1、横山1、菊池1、岡本1、野口1、白井1、佐藤悠1

《他会場の結果》
 甲府1−2新潟☆[甲]金[新]服部、鈴木
 鳥栖1−2仙台☆[鳥]福留[仙]伊藤、藤吉
☆水戸3−1山形 [水]須藤、村田、鳥羽[山]エドウィン
☆湘南2−1大分 [湘]松原、酒井[大]高松

《松田式J2順位表》
順                       試   負 勝  90  V  引  負  勝 得  失  得
位                       合   け  ち 分  勝  分  け  ち  点  点  失
                         数   点    勝  ち          点          点
--------------------------------------------------------------------
 1 浦和レッドダイヤモンズ12    4  11  10   1   0   1  32  35   8  27
 2 コンサドーレ札幌      11    6   9   8   1   1   1  27  22   5  17
 3 大分トリニータ        13   14   8   8   0   1   4  25  29  13  16
 4 大宮アルディージャ    13   15   8   7   1   1   4  24  18  18   0
 5 水戸ホーリーホック    13   21   6   5   1   1   6  18  13  14  -1
 6 湘南ベルマーレ        13   22   6   5   1   0   7  17  23  22   1
 7 サガン鳥栖            13   25   4   3   1   3   6  14   9  21 -12
 8 ベガルタ仙台          13   26   4   4   0   1   8  13  17  24  -7
 9 モンテディオ山形      12   27   3   3   0   0   9  12  14  24 -10
10 アルビレックス新潟    13   28   4   2   2   1   8  11  13  26 -13
11 ヴァンフォーレ甲府    12   32   1   1   0   1  10   4  11  29 -18
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※負け点:失った勝ち点。負け=3、引き分け=2、Vゴール勝ち=1

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