■ウォーターボーイズ

《ウォーターボーイズ》2001年アルタミラピクチャーズ
監督/矢口史靖、主演/妻夫木聡

シネ・スプラッシュ浦和にて「ウォーターボーイズ」を見ました。

男子校の唯野高校水泳部は部員1名で廃部寸前。
そこへ新任の美人教師・佐久間(真鍋かをり)が顧問に就任すると入部希望者が殺到。
しかし佐久間先生が教えたかったのはシンクロナイズドスイミングだった!
というお話。

「がんばっていきまっしょい」が20年前のスポ根ものだとしたら、これはまさに現代のスポ根もの。
しかもこちらは男子校が舞台なので、生徒がやる気をだすキッカケも不純そのもの。
しかしきっかけはなんにしろ、スポーツに打ち込む気持ちは同じ。
文化祭でのシンクロ発表を何とか成功させようと懸命に特訓する姿はストレートに感動できる、かなあ?(笑)

映画はまったくギャグ映画です。だから話の展開にはかなり無理があるし、おいおい、という場面も少なくありません。でもねえ、こういう映画はそれでいいんじゃないかな。
それから、誰がなんと言おうと、竹中直人と真鍋かをりで救われているように思います。
「真鍋の演技が下手くそすぎる!」という感想も目にしますが、男子生徒がやる気を出すキッカケとしてはカンペキに納得できるし、なにしろかをりちゃんはかわいいです。
出番が少ないのが残念(^^;

ただラストのシンクロのシーン、難しいのは分かるがプールサイドでのダンスが多くて、あんまりシンクロナイズドスイミングという感じはしなかった。
感動も半減、って感じ。

私的面白度★★
オススメ度★★★
バカ映画度★★★★
(5点満点)

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