■サトラレ

《サトラレ》2001年
監督/本広克行、主演/安藤政信

シネ・ホール浦和にて「サトラレ」を見ました。

サトラレとは、口に出さなくても自分の考えていることが周囲に伝わってしまう得意体質の持ち主。
1000万人に一人の割合で存在すると言われ、現在までに7人のサトラレが発見されている。
サトラレは例外なくIQ180以上の天才で、偉大な功績を残してきた。
そのためサトラレは国家財産とされ、自分がサトラレだと気づかせないように手厚く保護・監視されている。
研修医の里見研一(安藤政信)は7人目のサトラレだった。国は彼には臨床医ではなく新薬開発の研究をしてもらいたい。そこで元精神科医の小松葉子(鈴木京香)を派遣して進路を変えさせようとするが・・・
というお話。

サトラレという設定や、サトラレを保護・監視する組織が軍隊みたいだったりするところなど、すごーくコミック的。
自分はサトラレであることを知らず、回りはみんな知っている、というのは「トゥルーマン・ショー」
を彷彿とさせる。どちらもファンタジーなのだが、ばかばかしさとスケールの大きさではトゥルーマンショーの方が上。
ラストも感動させようとする演出がしつこくてちょっとイヤ。

私的面白度★★
オススメ度★
バカ映画度★★★
(5点満点)

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