■マイ・ドッグ・スキップ

《マイ・ドッグ・スキップ》2000年アメリカ
監督/ジェイ・ラッセル、主演/ムース君(ジャック・ラッセル・テリア)

一人っ子の少年ウィリーは、閉じこもりがちで友達は隣に住む青年ディンクだけだった。
そのディンクが徴兵されるといよいよひとりぼっち。
9歳の誕生日プレゼントで母からプレゼントされた子犬にスキップという名前をつけかわいがる。
スキップはウィリーの少年時代の様々な場面で影響を与え、ウィリーも少しずつ成長していく・・
というお話。

犬のスキップがとてもかわいいし、どのエピソードもほほえましくて楽しいものだ。
誰しもが子供の頃に体験したこと−ささいなことでケンカしたり仲直りしたり、自分の意にそわずにひどいことをしたり−を、思い出させてくれる映画。
実話を元にした原作には描かれていたであろう、黒人少年との交流、ディンクにおこったこと、父親のこと、など、作品に深みを与えるエピソードが少なかったのが残念。
“街のヒーロー”というのも日本人にはわかり難いかな。

それにしてもなんにしても、犬がかわいいです。
それからウィリーの父親を演じるのはケビン・ベーコンです。
とてもいい味を出しています。もちろんフィルターかかってます。

私的面白度★★★
オススメ度★★★
バカ映画度★
(5点満点)

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