■恋恋風塵

《恋恋風塵》1987年台湾
監督/ホウ・シャオシェン、主演/ワン・ジンウェン

シネ・イメージ浦和にて、以前見て感動した「恋恋風塵」を見ました。

炭坑で働く父を持つワン(ワン・ジンウェン)は、中学を卒業すると幼なじみのガールフレンド、ホン(シン・シューフェン)と二人で台北に働きに出る。
懸命に生きる二人だが、やがてワンに兵役通知が来て二人は離ればなれなに・・・
というお話。

映画は淡々と、訥々と語られるが、ぐいぐいと引き込まれてしまう。
ノスタルジーを感じさせる青春映画としてはカンペキ。
風櫃の少年と同じタイプの映画だけど、こちらの方がより切なくて、一般受けしそう。

でも、前に見たときよりも感動が薄かった。
前は素朴な感じがしたホン役の彼女も、なんかちょっと可愛らしさを強調しすぎのような気がしてしまったり・・・・ああ、素直に見れない自分にちょっと嫌悪感(^^;

でも、やっぱりラストシーンは素晴らしい。
こんな素晴らしいラストシーンは見たことがない。
これに匹敵するのは「青い山脈」くらいだろう。向いてる方向はだいぶ違うけど。

私的面白度★★★★
オススメ度★★★★★
バカ映画度★

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