■死霊のえじき

《死霊のえじき》1985年アメリカ
監督/ジョージ・A・ロメロ、主演/ロリー・カーディル

2つ見たら最後も見るしかないでしょってことで、ロメロのゾンビ3部作のラストを飾る「死霊のえじき」を見ました。

前作からさらに時が経過した地球上にはゾンビ達が溢れ、生きている人間の姿はほとんどなくなり、地下シェルターに非難した人間がなんとか生き延びているのみ。
あるシェルターには、数人の柄の悪い軍人と、ゾンビ研究に精を出す研究者数人がくらしていた。
研究者達はゾンビを手なずけて人間との共存するために、ゾンビの生体実験をおこなっていた。軍人達は文句を言いながらも彼らのために協力していた・・・
というお話。

軍人達は悪のサイドの人たちとして描かれているが、私には、わけのわからない生体実験を繰り返す博士達より、軍人達の方がまともに見える。
人間模様を描きたかったのは分かるが、そこがあんまり面白くなくて、結局はゾンビ達が人間を襲う残酷描写が見せ場になってしまう。
残酷シーンも特殊メイクがすごいのは分かるがワンパターンで面白くない。
バブちゃんだけはおもしろいんだけどね。

結局ロメロで面白かったのは「ゾンビ」だけだったってことか?

私的面白度★★
オススメ度★★
バカ映画度★★★

※この映画のビデオには「最終版」というのがありますが、これは残酷シーンを
 すべてカットしたものですのでご注意ください。

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