■ボウリング・フォー・コロンバイン

《ボウリング・フォー・コロンバイン》2002年アメリカ＝カナダ
監督／マイケル・ムーア、主演／マイケル・ムーア

シネ・パーク浦和にてアカデミー賞を受賞した「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見ました。

アメリカのコロンバイン高校で起きた若者による銃乱射事件。
その他にもアメリカでは銃による死亡者が、年間１万人以上にのぼる。
なぜアメリカではこんなに銃による事件が多いのか？
マイケル・ムーアが自らマイクを握り関係者にインタビューしたドキュメンタリー映画。

監督の語り口が軽妙で、ぐいぐいと引き込まれるように見てしまう。
インタビューする相手も事件の被害者、アメリカライフル協会会長のチャールトン・ヘストン、社会を切り捨てるアニメ・サウスパークの監督、いつもやり玉にあげられるマリリン・マンソンなど多彩。

客観的なドキュメンタリーではなく、監督の主張や考えが色濃く出ているので、そこに押しつけがましさを感じる人もいるだろうが、個人的にはとても興味深く見れた。
チャールトン・ヘストン宅でのインタビュー後に被害者の写真を置いてくるところなどはちょっとやりすぎの気もするけど・・・

それにしても、事件が起こっている中での９１１通報の音声はすごく怖かった。
背筋が凍るような恐ろしさを感じた。

私的面白度★★★★★
オススメ度★★★★
バカ映画度★

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