■美術館の隣の動物園

《美術館の隣の動物園》1998年韓国
監督/イ・ジョンヒャン、主演/シム・ウナ

シネ・アニョン浦和にて韓国映画の恋愛もの「美術館の隣の動物園」を見ました。

結婚式場でビデオ撮影の仕事をしているチュニ(シム・ウナ)はときどき見かける代議士の秘書に片思い。
ある日アパートに帰ると見ず知らずの男チョルス(イ・ソンジェ)がいてびっくり。
彼は2ヶ月前までこの部屋に住んでいた女性の恋人で、兵役の休暇を利用して会いに来たという。
彼は恋人が滞納していると思い家賃を払ってしまったために一文無し。
しかたなく二人は同居を始めるが・・・
というお話。

全く性格の合わない二人が仕方なく同居をはじめ、喧嘩をしながらもお互いにうまくいかない恋の相談をするうちにいつしか二人は惹かれあう。まるで日本の少女漫画のようなお話だが、イヤミなところがなく普通に楽しめる。
チュニがコンクールに応募するために書いているシナリオのタイトルが「美術館の隣の動物園」なのだが、このタイトルを決めるくだりがユニークで素敵なシーンだと思った。
それから、シム・ウナは「カル」とは全く違うズボラな女性を魅力たっぷりに演じた。イ・ソンジェもなかなかよかったです。

私的面白度★★★
オススメ度★★
バカ映画度★
(5点満点)

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